目次
この記事でわかること
- どの場面でどんな手数料がかかるか(入金/出金/売買/送金)
- 「取引所」と「販売所(スプレッド)」の違いとコストの見え方
- コストを抑えるための基本動作(板取引の活用・入出金の工夫 など)
手数料の全体像(まずは地図)
暗号資産の利用時に関わる主なコストは次の4つです。
- 日本円の入金手数料:銀行振込はコインチェック側の手数料は無料
(銀行側の振込手数料は発生)。コンビニ入金やクイック入金は定額・従量の手数料体系あり。 - 日本円の出金手数料:一律407円。
- 売買手数料(取引所):多くの銘柄で0%。
一部銘柄は0.05%等が設定。販売所は手数料表記は無料だが売値と買値の差(スプレッド)が実質コスト。 - 暗号資産の送金手数料:ネットワーク混雑に応じた変動型の通貨あり。
ユーザー間(Coincheck同士)は無料。
日本円の入金:方法別の考え方
- 銀行振込:コインチェック側は無料。
ただし銀行の振込手数料はユーザー負担。 - コンビニ入金:〜29,999円:770円、
30,000〜300,000円:1,018円。 - クイック入金:〜29,999円:770円、
30,000〜499,999円:1,018円、
50万円以上:入金額×0.11%+495円。
メモ:入金は1回ごとに手数料が掛かる方式(銀行側も同様)。
少額を何度も入れるよりまとめ入金の方が総コストを抑えやすいです(一般的留意点)。
日本円の出金:一律407円
出金は金額にかかわらず407円。
出金先口座の登録が必要になります。
売買手数料:「取引所」か「販売所」かで見え方が変わる
- 取引所(板取引):BTC・ETH・XRP など多くの銘柄のMaker/Taker 0.000%。
一部銘柄(例:ETC・IOST など)は0.05%等の設定あり。銘柄ごとの最新は公式表を参照。 - 販売所:手数料表記は無料だが、スプレッド(買値と売値の差)がコスト。
相場変動・時間帯・流動性で広がることがあるため、約定前に差額を確認。
使い分けの基本:
・コスト重視なら板の厚い時間帯の取引所で指値/成行を検討。
・すぐに少額で買いたい等の利便重視なら販売所だが、スプレッド確認は必須。
暗号資産の送金手数料:変動制の通貨に注意
- Coincheck同士の送金は無料。
- 外部アドレスへ送る際の手数料は通貨ごと、かつ一部通貨は変動型(ネットワーク混雑で区分が上下)。
具体例:主要ポイントだけ押さえる早見メモ
- 入金:銀行振込=コインチェック手数料無料/コンビニ=770円/1,018円/クイック=770円/1,018円/入金額×0.11%+495円。
- 出金:407円(定額)。
- 売買:取引所は多くの銘柄で0%、一部のみ0.05%等。販売所はスプレッドが実質コスト。
- 送金:同社間無料/外部は通貨ごと&一部変動制。
コストを抑える基本動作(実務のコツ)
- 板取引の活用:主要銘柄は取引所手数料0%が多い。まずは板の厚い時間帯を確認。
- スプレッド確認:販売所利用時は買値と売値の差を都度チェック。急変動時や深夜は広がりやすい。
- 入出金はまとめて:1回あたりで手数料が発生する項目は回数を減らすと総額が下がりやすい。
- 送金前の少額テスト:外部送金はアドレス・ネットワーク・タグ/メモ等を確認してから。変動型手数料の対象かも確認。
よくある質問(FAQ)
公式リソース(更新確認用)
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情報提供について
本記事は情報提供を目的とした解説です。暗号資産の売買・入出金・送金にはコストと価格変動リスクが伴います。将来の価格・利回り・成果を示唆・保証するものではありません。
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