仮想通貨取引所を選ぶときに気になるのが「スプレッド(購入価格と売却価格の差)」です。
コインチェックを使っている方の中には、
- 「スプレッドが広すぎない?」
- 「思ったより高すぎる気がする…」
と感じたことがあるのではないでしょうか。

本記事では、コインチェックのスプレッドの仕組みや確認方法、さらに他社取引所との比較を交えながら、わかりやすく解説します。
目次
コインチェックのスプレッドとは?
スプレッドの基本
スプレッドとは「仮想通貨の買値と売値の差」です。
たとえば、ビットコインが 買値 ¥17,524,000、売値 ¥16,504,000 で表示されている場合、差は ¥1,020,000。
これは現在価格(¥17,020,000)に対して 約6% にあたります。
つまり、購入してすぐに売ると、その差額分が損失になるイメージです。
コインチェックでのスプレッド
コインチェックでは「販売所形式」での売買が中心です。
この場合、スプレッドは他の取引所に比べて広めに設定されています。
コインチェックのスプレッドが広すぎる理由
- 販売所形式の特性
ユーザーとコインチェックが直接取引する形式のため、スプレッドが広くなりがちです。 - 手数料無料の裏側
「取引手数料無料」と宣伝されていますが、実質的にスプレッドにコストが含まれています。 - 初心者向けの利便性
アプリの操作性やわかりやすさの代償として、スプレッドは広めに設定されています。
コインチェックのスプレッド確認方法
アプリで確認する手順
- コインチェックアプリを開く
- 販売所の画面を表示
- 「買値」と「売値」の差を確認



→ これがスプレッドにあたります。
取引所形式の場合
コインチェックではビットコインなど一部銘柄を取引所形式で売買できます。
この場合は板取引になるため、スプレッドは0.1%以下と非常に狭くなります。
コインチェックと他社スプレッド比較
現在の BTC価格 ¥17,020,000 を基準に、販売所でのスプレッドを概算しました。
スクロールできます
取引所名 | 販売所 スプレッド目安 | 金額換算(BTC=¥17M) | 取引所手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() 公式サイト | 約5〜6% | 約 ¥850,000〜1,020,000 | 無料~ 0.1% | アプリが使いやすいが販売所は広め |
![]() ![]() 公式サイト | 約5.8〜9.5% | 約 ¥990,000〜1,600,000 | 0.01〜0.15%(¥1,700〜25,500) | 国内最大級 板取引も可能 |
![]() ![]() 公式サイト | 約4.9% | 約 ¥833,000 | Maker −0.02%、Taker 0.12% | 板取引中心 低コスト |
![]() ![]() 公式サイト | 約4.6〜8.8% | 約 ¥780,000〜1,496,000 | 無料 | キャンペーンが多い |
![]() ![]() 公式サイト | 約3.9% | 約 ¥663,000 | -0.01%~ 0.09% | 販売所も比較的狭め |
コインチェックのスプレッドは高すぎる?対策は?
- 取引所形式を利用する
BTCなど一部銘柄は取引所形式で売買でき、スプレッドが狭い。 - 少額なら販売所も選択肢
数千円〜数万円の取引であれば、利便性を優先して販売所を使うのもあり。 - 他社と比較検討する
GMOコインやbitbank、SBI VCトレードのようにスプレッドが狭い取引所を併用するのもおすすめ。
まとめ
- コインチェックの販売所スプレッドは 約5〜6% と広め
- 現在のBTC価格(¥17,020,000)だと 数十万円〜100万円超 の差額になる
- 取引所形式を使えばコストは 0.1%以下 に抑えられる
- 他社と比較しながら、目的に合った取引方法を選ぶことが重要



初心者には使いやすいコインチェックですが、取引コストを意識するなら「スプレッドの確認」と「取引所形式の活用」が必須といえるでしょう。
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